秋の味覚が楽しみな季節ですね。ついつい食べ過ぎてしまうこと、ありませんか。日本では健康志向は高いものの、肥満は引き続き、課題となっています。肥満による脂肪の蓄積は糖尿病や高血圧症など、あらゆる生活習慣病の根源となるため、注意が必要です。
肥満の予防・改善には、食事や運動の習慣を見直すことが大切です。でも、新しく特別なことを始めても、なかなか続かないこともありますよね。しかも、短期間での急激なダイエットはリバウンドにつながりやすいことも分かっています(花王調べ)。
そんな中、古くから飲まれたり食されたりしているなじみ深い食材で機能の解明が進み、肥満を予防する機能も見つかってきました。例えば、お茶に含まれるカテキンは肝臓での脂肪燃焼を促進する働きがあります。また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸にも、脂肪燃焼を促進する機能があることが分かりました。コーヒークロロゲン酸はコーヒーの生豆には多く含まれていますが、焙煎すると減少してしまうため、一般的なコーヒーの中に豊富に含まれているとはいえません。
最近では、コーヒークロロゲン酸を豊富に含む特定保健用食品(特保)の缶コーヒーもあるので、職場や家庭でいつものコーヒータイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。
普段の生活で食べたり飲んだりしているものをそのような特保に置き換えれば、無理なくおいしく、予防に向けた取り組みが続けられそうです。そして何より、いろいろなものをきっかけに、自分自身に合った肥満対策の方法を見つけて、楽しみながら継続することが大切です。(花王 生活者コミュニケーションセンター)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130912/bdy13091207410000-n1.htm