唇の乾燥を防ぐ目的で使っていたリップクリーム。実は使いすぎると乾燥を悪化させるってご存じでしたか？
著名な皮膚科医ヤエル・アードラー博士はZDFのインタビューの中で「リップクリームを頻繁に使用すると、唇は荒れやすくなる」と注意を促しています。
リップクリームは唇に表面に脂肪の膜を形成します。唇の内側、つまり皮膚組織から放出される水分をその膜が閉じ込めてしまうので、外に出れなくなった水分は行き場を探して唇の皮を突き抜こうとします。
言いかえれば、体内の水分を外に出そうとする発汗作用と同じで、脂肪を塗ったラップで腕を巻けば、皮膚がブヨブヨになるのと同じ仕組みです。
リップクリームを塗れば塗るほど、唇の皮がむけやすくなり、ますます唇が荒れてしまうという悪循環に陥ってしまいます。もちろん、使用頻度を抑えれば本来の効果を発揮します。
アードラー博士のお勧めのお手入れアイテムはカカオバターやシアバター。カカオバターはカカオ豆の脂肪分であり、シアバターは貴重なシアの木の実から抽出されます。
時間があるときに天然の蜂蜜で10分間ほど唇をパックすれば、ベルベットのようなスムーズな唇になります。
正しいケアでアンジェリーナ・ジョリーのようなプルンとした唇を目指しましょう！
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー（http://www.worldjumper.com）の協力により執筆されました。
参考: Sendung Verpasst | morgenmagazin, Service: Wie sinnvoll ist Lippenpflege? auf ZDF
http://www.verpasst.de/sendung/98378/Morgenmagazin.html
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-710926.html
