これからの季節、あまりの暑さに調味料の腐敗も気になりますよね。冷蔵庫での保存を考えるところですが、実は夏でも冷蔵庫保存しなくて良い調味料ってあるんです。
今回は静岡県で家事や雑用代行を行っている「便利堂」のサイトから、その種類と理由をご紹介します。
■1:”コショウ”などのスパイス類
香りが命のスパイス類ですが
<冷蔵庫に入れると香りが損なわれます>
とのことです。湿気の多い場所を避け、密閉性の高い容器で保存しましょう。
■2:”ラード”や”オリーブオイル”などの油脂類
ラードなどは冷蔵庫に入れるイメージですが
<固まることがあります>
ということです。同じく食用油も、冷蔵庫で保存する必要はありません(冷蔵保存が必要な開封後のナッツオイルは除きます)。油は光や熱によって劣化するので、直射日光や蛍光灯を避け、冷暗所で保存しましょう。
■3:”粉チーズ”
チーズ類も冷蔵庫で保存しないといけないと思いがちですが、粉チーズなら冷蔵庫に入れる必要はありません。
<乾燥した涼しい場所なら常温保存が原則です>
■4:”蜂蜜”
<蜂蜜自体に抗菌作用があるため、清潔に保てれば、開封後も常温の方が、沈殿や凝固が起こらず良いです>
清潔に使用・保存することが鉄則です。
■5:酢
米酢や穀物酢など、混ぜ物をしていない純粋な酢なら冷暗所保存で大丈夫です。逆にポン酢などは冷蔵庫で保存しましょう。
■6:みりん
糖分の多いみりんは、冷蔵庫で保存すると結晶化して固まることがあります。冷暗所保存で大丈夫です。
■冷蔵庫で保存したほうが良いもの
一方で
<風味やうま味を保つために、”しょう油”や”味噌”、”ソース”類は開封後、冷蔵庫で保存するほうが良いです>
とのことです。特に冷蔵庫外で保存しがちなオイスターソースは、夏は冷蔵庫で保存しましょう。
いかがでしょうか? 冷蔵庫で保存しなくても良い調味料って、実は多くあるんですね。冷蔵庫のスペースをあけることもできますので、今すぐ冷蔵庫を見直してみてくださいね。
http://woman.mynavi.jp/article/130623-038/?gaibu=/goo/696941/43/