Facebookの個人アカウントを使って積極的な情報発信をするなら、有効にしておきたいのが、「フォロー」です。フォローは、友達申請をしなくても、フォローしたユーザーの投稿(公開のもの)を自分のニュースフィードに表示できるようにするものです。
自分のアカウントをフォローしてもらえば、そのユーザーに自分が「公開」で投稿したコンテンツを届けることができます。相手と友達にならなくてよいので、多くの人と交流したいという方にはおすすめの機能です。
さて、この機能、以前は「フィード購読」という名称で提供されていました。基本的な機能は一緒です。今回は改めて、フォロー機能についてまとめます。
フォローを有効にしよう
まず、自分の投稿をより多くの人に見てもらいたいという場合は、フォローを有効にしましょう。フォローを有効にするには、以下のページにアクセスして、「フォローをオンにする」をクリックします。
- フォロー:https://www.facebook.com/about/follow
続いて、フォロー設定画面が表示されるので、設定します。設定は、コメントを受け付ける範囲、お知らせを受け取るアクティビティのタイプです。
コメントを「すべてのユーザー」から受け付ける設定にすれば、自分の投稿に対して友達以外の人からもコメントをもらうことができます。
「お知らせ」は、自分の投稿に対して、ほかの人がアクション(「いいね!」やコメント)をした時に、お知らせを受け取るかどうかを設定します。多くの人にフォローしてもらうと、頻繁にお知らせが通知されて大事な通知を見逃してしまうので、「なし」または「友達の友達」に設定するのがおすすめです。
なお、プライバシー設定で検索エンジンから自分のタイムラインにアクセスする機能をオフにしている場合、フォロー機能をオンにすると、オンにするようにうながすメッセージが表示されます。
フォローをオンにしているユーザーは、以下のような表示になります。「フォローする」をクリックすれば、そのユーザーをフォローできます。
フォローを有効にすることは、さらされる覚悟をすることでもある!
さて、フォローを有効にするということは、自分のFacebookの投稿をいろいろなユーザーに見られる可能性が高くなるということです。もちろん、Facebookで「公開」の設定でシェアした投稿は、世界中の人が見られる状態になっているという意味では同じなのですが、フォロワーをオンにすると、もう一段階投稿がさらされる可能性が高くなります。
その理由は、2013年8月に実装された「埋め込み投稿」です。埋め込み投稿は、Webサイトやブログで投稿を埋め込めるタグを出力する機能です。
埋め込み可能な投稿の右上メニューをクリックして「埋め込み投稿」をクリックすると、タグを出力するコードが出力されます。
出力したコードを埋め込むと以下のようになります。つまり、外部サイトで自分の投稿がそのままさらされる可能性が高くなるということです。
まとめ:友達が数千人になる前に・・・
Facebookの個人アカウントが友達になれるのは、5,000人まで。といっても、制限いっぱいまで友達になると、ニュースフィードは混沌を極めるはずです。中には、知らない人の友達申請も受け入れている人もいます。
個人情報の宝庫であるFacebookで見知らぬ人と友達になるのは危険があります。そこで、今回紹介したフォロー機能を使って上手に自分のプライバシーを守りつつ、情報発信をしていきましょう。
(深谷歩 株式会社深谷歩事務所:http://officefukaya.com/)
http://news.goo.ne.jp/article/niftybusiness/life/niftybusiness-bm-50071.html