別に太っているわけではないのに、なぜか食後には胃からお腹にかけてパンパンに膨らむ…そんな症状に悩んでいる女性いますよね。
幼児体型と言われることに「もう、うんざり!」していませんか?
健康な胃袋は、空っぽの状態からおよそ20倍も膨らむことができる、伸縮性を備えた臓器。
食事をすればある程度膨らむものではあるけれど、人によって膨らみ具合はそれぞれ。
胃が膨らむ以外に何か気になる症状などは無いですか?また、短時間に大量に食べるなんてことも無いでしょうか?
胃は食べたものを溜めて消化し、順番に小腸へと送り出す働きがあります。その働きが弱ると、胃から小腸に送りづらくなり、胃に食べ物が残ってしまい膨らんだままになることもあるんです。
可能性としては機能性胃腸症、胃炎、逆流性食道炎なども考えられ、なかでも最近増えているのが、機能性胃腸症。
別名、食後愁訴症候群とも呼ばれているのだけれど、主な自覚症状としては、いつも通りの食事量なのに食後に胃もたれがあったり、食べ始めの早い段階で飽満感を感じてそれ以上食べられなくなったりします。
少し前まで、この機能性胃腸症は「神経性胃炎」だと言われてきたこともあるんですよ。
だけど、最近では、食事開始時に食べ物に備えて胃が膨らむ「適応性弛緩」や、消化したものを小腸に送り込むのが遅れる「排出遅延」など、消化管運動異常が原因ではないかとする見方もあります。
この症状を起こす人には、もともと消化管の運動機能が弱いケースもあるのだけれど、概ね腹筋が弱いことが指摘されています。
まだ医学的根拠は得られていない話だけれど、統計的に見て多いことがわかりますね。
胃下垂の人にも腹筋の弱い人が多いと言われていることもあわせて考えれば、腹筋の力は大切だと言う事になります。
気になる症状があれば、早めに消化器科を受診し、あわせて腹筋トレーニングも始めてみましょう。
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