虫の音色に秋の気配を感じる時期になりました。朝晩の涼しさを肌で感じるようになったら、そろそろ夏物をしまう準備を始めます。
今夏は猛暑が続きましたが、節電のために扇風機を活用したというご家庭も多いことと思います。でも、毎日のように使ったその扇風機には、うっすらとほこりが付いていませんか? いったんプラグを抜いて分解したうえで、部品をきれいに拭いておきましょう。
しまうときには専用のカバーを使って、ほこりが付かないようにしておきます。箱に入れておく場合にはその分スペースを取りますが、横にしたり積み上げたりできるので、しまう場所によってはメリットがあります。
蚊取り線香や電気蚊取りの器具も間もなく不要になります。虫除けスプレーは使用期限を確認してから、残すか処分するかを決めましょう。来年も使うものは、虫除け用品ひとそろいをまとめておくことで、使いたいときにすぐに取り出すことができます。
海水浴などに使う浮輪など、主に夏だけのレジャー用品も入れ物にひとまとめにしておくのが得策。しまうときには覚えていても、時間がたつとどこにしまったか忘れてしまいがちだからです。
夏ならではの小物では、手入れが必要なものがいくつかあるかもしれません。
扇子や日傘、麦わら帽子、籐(とう)のバッグなど、一見、きれいに見えても汗や手あかによる汚れには注意が必要。そのまましまったら翌年には黄ばんでしまっている、ということも。ブラシをかけたり、洗剤を水で薄めた液で絞った布で拭いたりしてから大切にしまっておきましょう。
気温は高くても徐々に日暮れが早くなっています。昼間の時間を有効に使いたいですね。(整理収納アドバイザー すはらひろこ)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130907/trd13090708040005-n1.htm