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スゴ技Q 水辺を安全に楽しむ~海で気をつけたい「離岸流」

■知らず知らずに流される 海で気をつけたい「離岸流」
水辺の事故のうち、大人・子ども全体で最も多いのが海の事故。そのおよそ7割が、知らず知らずに流されてしまう「離岸流」によるものだと言われています。

離岸流に流された体験談
かつて海水浴中にボディボードで遊んでいたときに、気づかないうちに遠くに流されていたという体験談を紹介しました。
最初は流されていることに気づかず、気づいてまっすぐ引き返そうとしても全く動かず、さらに流されしまったといいます。友人が助けに来て、斜めに向きを変えたことで引き返すことができたといいます。

離岸流の見分け方
離岸流は、沖から来た波が波打ち際で行き場を失って集まり、沖に向かう流れとなったものです。その特徴は波の見え方です。波が崩れて白くなっていない部分で発生しています。

離岸流の起こりやすい場所
離岸流がとくに起こりやすいのが、防波堤など海に突き出した構造物の脇。行き場を失った波が、防波堤の周囲にたまり、離岸流となります。釣り人がこうした防波堤から落ちて離岸流に流されるというケースが多いといいます。

離岸流に巻き込まれる前に
離岸流を回避する方法のひとつが、離岸流に引き込まれる前の「海岸に平行な流れ」に自分が乗っていないかどうか確認することです。海にいるとき、陸上に、自分から近い目印と遠い目印の2つの目標物を決め、2つの目標物のズレを確認することで、自分が横に流されているかどうか確認できます。もし横の流れに乗っているようなら、その段階で陸に上がるなどして脱出することが、離岸流の回避になります。

取材協力
石川 仁憲さん(日本ライフセービング協会 溺水事故対策本部長)

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http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/education/asaichi-20130716-a-002.html

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