県は2日、8月30日まで公募していた新潟市中央区の県営陸上競技場兼球技場「東北電力ビッグスワンスタジアム」の来年からの施設命名権に1件の応募があった、と発表した。企業名は明らかにしていないが、電気化学工業(東京都中央区)が有力視されている。県は週内に審査委員会を設置して初会合を開く。企業業績などを精査した上で月内に決定し、泉田裕彦知事の了解を得る方針だ。
現在、平成19年から県と契約している東北電は原子力発電所の稼働停止などで厳しい経営状況が続いていることから、12月末で契約を打ち切ることを決定。26年以降は契約を更新しないことを県に伝えている。契約金額は年間1億2千万円だったが、東北電の業績悪化を受け県は3月1日から12月31日までの10カ月間の契約金額を2千万円へと大幅減額した。
県では「スポンサーが決まり次第、早期に金額面での折り合いを付け、年内に正式契約を結びたい」(都市整備課)と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130903-00000014-san-l15










