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BRT体験試乗スタート 新潟市、安全性など検証へ

新潟市が平成27年夏の導入を目指すBRT(次世代型バスシステム)の体験試乗会が30日、市内中心部で始まった。試乗会は9月3日まで5日間行われ、試験走行も兼ねる。期間中、導入区間のJR新潟駅(新潟市中央区)-青山(同西区)をはじめ市が設定した各ルートを走行し、市民らを乗客に安全性などを検証する。走行結果については9月市議会で報告し、その後、詳細分析を行った上で11月をめどに最終的に取りまとめる。これを基に12月市議会に「連節バス購入契約議案」を提出する予定だ。

BRTは、新潟駅を起点に市内中心市街地の道路の一部に専用レーンを設けて大型連節バスを走らせ、渋滞解消と複雑なバス路線の簡素化が期待されている。

高齢者ドライバーが交通事故を起こすケースが増えていることも背景に、市では21年度から、新たな公共交通手段の導入を検討し、23年度に専用軌道が不要なBRTの導入方針を決めた。

この日、初日の試乗会は神奈川中央交通から借りたBRT1台(131人乗り)を使い、篠田昭市長と市議約50人、市内の中高大学生ら約110人が乗車。初便は市役所を午後3時半ごろ出発し、古町を通り、新潟駅を迂回(うかい)して県立野球場「ハードオフ・エコスタジアム新潟」、市民病院などがある鳥屋野潟南部に向かった後、女池インター、県庁東側を通過し、1時間程度で市役所に戻った。

期間中、BRTは25回走行する予定で、市職員らも含め約1900人が試乗する見込み。9月2日には県警や道路管理者の国土交通省新潟国道事務所などを交えた検証も行う。導入区間と車庫などに向かう回送経路を走行し、安全性を確認する。

市新交通推進課は「協力していただいた市民の感想は速報で伝える。今回の試験走行を成功させ、導入に弾みを付けたい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130831-00000018-san-l15

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