日本海側の新潟県沖と能登半島沖の海底に天然ガスの一種「メタンハイドレート」が存在するとみられる特殊な地形が計約225か所あることが、経済産業省の海底調査で分かった。
大量に埋蔵されている可能性もあることから、経産省は今回確認された地点を2014年度に掘削し、採取を目指す。
調査は今年6月から、経産省から委託を受けた独立行政法人産業技術総合研究所などが、船から音波を発信するなどして実施した。
調査で判明したのは、海底の地層表面にメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる特有の地形で、塊がむき出しになっている「表層型」と呼ばれるタイプ。埋蔵量は不明だが、今後、掘削などで詳細の把握を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130827-00000712-yom-soci