夏が終わりに近づいているのに、夏風邪はくすぶっているようだ。
夏場の風邪は何週間も続くことがある。去ったかと思うと猛烈な勢いで突然戻ってくると専門家は語る。これに対し冬の風邪は、数日で治るのが普通だ。
こうした違いは、夏風邪を引き起こすのが、冬に鼻づまりやくしゃみをもたらすウイルスとは違うために生じる。また、活発な行動や、空調の効いたビルの出入りなど、夏にありがちな行動のいくつかも風邪を長引かせる要因だ。
ノースショア大学病院(ニューヨーク州マンハセット)の伝染病専門家ブルース・ヒルシュ氏は「冬の風邪は重く、野蛮だ。そして短い」と述べた。これに対し、夏風邪は長引く傾向があり、何週間も続いたり再発したりすることがある。
http://news.goo.ne.jp/article/wsj/life/wsj-20130828-02.html