お盆を迎え、長岡市の寺に設けられたペット専用の霊園には、飼い主たちが県内外から、かわいがっていたペットの墓参りに訪れています。
長岡市栃尾地区平にある長福寺のペット専用の霊園には、犬や猫、それにうさぎなどのペット、およそ３００匹が共同でまつられていて、お盆を迎え、飼い主たちがかわいがっていたペットの墓参りに訪れています。１４日は午前中、五泉市の熊倉健さん（２０）の家族４人が、おととし生後７か月で死んだ愛犬のポメラニアンの供養に訪れました。毎年、お盆の時期に墓参りするという熊倉さん一家は、愛犬の写真や思い出のぬいぐるみを持参して、墓の前で手を合わせていました。墓参りを終えた熊倉さんは、「愛犬のモコにはいつも見守ってくれてありがとうと伝えました。墓参りに来るとまた明日からがんばろうという気持ちになれます」と話していました。長福寺のペット霊園にはお盆の期間中、県内のほか、埼玉県や千葉県、それに海外からも、およそ１００人が墓参りに訪れるということで、住職の横田晴正さんは、「少子高齢化が進む中、ペットが家族の一員として生きがいを与える存在になっています。寺も日常から離れて、ペットと心で向き合う場所になっているようです」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033709861.html
