夏風邪でもないのに、喉にヒリヒリした痛みを感じている人はいませんか? その原因はもしかすると「クーラー」かもしれません。乾燥は冬の症状とイメージしがちですが、夏の救世主であるはずのクーラーこそ、喉を乾燥させる天敵だったのです。
喉には、細菌やウイルスを付着させない働きがあり、洗浄・殺菌作用を持つ唾液が重要な役割を果たしています。喉の粘膜と唾液の働きを促すために必要とされる湿度は約60%。しかし、クーラーをつけた部屋の湿度は40~50%に低下します。乾燥で唾液の量が減り、粘膜の働きが悪くなった結果、付着した細菌やウイルスが炎症を引き起こしてしまうというわけです。
とはいっても、特にオフィスでは、自分だけの都合で温度調節できないことのほうが多いですよね。そんな人のために、クーラーが効いたオフィスでできる、喉の乾燥対策をご紹介しましょう。
・自分のデスクや部屋に、水を入れたコップまたは濡れたタオルやハンカチを置いておく。加湿器がなくても、これだけで身の回りの乾燥を防ぐことができます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130731-00002773-shueishaz-ent