コーラ大好きアメリカ人の、コーラ断ちダイエットの記録。そんなに飲まないよ!と突っ込みつつ、飲み物から摂(と)るカロリーの意外な恐ろしさに気づかされるかも・・・暑い夏、ついつい炭酸やスポーツドリンクに手が伸びてしまうあなたは要注意です!
「いつも1.5リットルのボトルを、気づくと飲み干してしまっていたんだ。1杯250mlが普通だなんて考えたこともなかった」
そう語るのは、アメリカの16歳、モンタナ少年だ。コーラやマウンテンデューといった炭酸飲料を愛飲し続け、10代前半にして約100kgと立派に育ってしまった。彼は米カンザス大医療センターのプログラムに沿って「ジュース断ち」を実行、1年で7kgの減量に成功した。
「つらかったよ。だって炭酸大好きだもん。でも、今は、もっと体を絞りたいっていう気持ちの方が強いんだ」
アメリカでは30年前に比べ、人々の摂取カロリーが平均300kcalも増加している。そして彼らの生活において、炭酸飲料やスポーツドリンク、コーヒー飲料に由来するカロリーは見過ごせない量なのだという。
実際に、200人以上の肥満児を対象にした調査で、「ジュース断ち」をした子供のグループとそうでないグループでは、1年間で1人当たり2kg以上の体重変化の差が見られた。
カンザス州の一部の医療関係者は、「炭酸飲料中毒」の子供を減らす取り組みを始めている。あるカウンセラーは、甘い飲み物の代わりに、ノンシュガーの発泡水を勧める。甘さはなくても、炭酸の効果で一定の満足感が得られるのだそうだ。
なんともアメリカらしい話だが、日本でも子を持つ親には他人ごとではないのではないだろうか。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-349636.html