夏休みにつきものなのが宿題。その中でも自由研究は、いくつものハードルが待ち構える手ごわい課題だ。小学校低学年のうちは、どこから手を付けてよいかさえわからない……、高学年~中学生になってもなかだるみや、まとめ方で迷ってしまう……といったつまずきは、多く聞かれる。
では、どのように保護者は子どもに声をかけ、手助けしていけばよいのだろう? 「ベネッセ教育情報サイト」に集まった保護者の声から、対処法を探ってみた。
■自由研究を<手伝う派>か<任せる派>か?
自由研究に対する保護者のかたは、<手伝う派>か<任せる派>に分かれるようです。ご家庭の方針や保護者のかたご自身のスタンスに合わせて、 アドバイスを参考になさってみてください。
■自由研究をやりきるための保護者の隠れた役割
自由研究を子どもがやりきるためには、保護者のかたにも心構えが必要です。「〇〇なときは手伝うから、声をかけてね」と最初に手伝う内容を伝えておくと、子どもも安心して自由研究に取り組めます。
■<手伝う派>は、自由研究を家族イベントにしても
自由研究を「親子で学習を楽しむ機会」「いろいろな人の意見や手法を参考に、学ぶ機会」と捉えているご家庭も多いでしょう。子どもに声をかけたり、手助けをする際には、 一緒に作り上げる楽しさ、意見を出し合う面白さなども大切にしながら進めるとよいでしょう。
■<任せる派>は、環境整備&さりげないスケジュール確認で、見守りをアピール
自由研究を「自主性や計画性を育む機会」「自分でやった達成感や自信を得る機会」と考えられているご家庭もあると思います。 子どもが自ら動きたくなるように声をかけてみるとか、スケジュールを意識するように手助けをするというのもよいと思います。
この夏は手伝うにせよ、手伝わないにせよ、夏休みの自由研究を通じて、親子のかけがえのない思い出作りができるといいですね。
ベネッセ教育情報サイト
http://news.goo.ne.jp/article/benesse/life/education/benesse-8656.html