「もう、いい加減耐えられない!」、「ストレスが爆発しそう!」な時って、みなさんどうされていますか?ストレスって本当にイヤなものですが、対処するための方法もあります。爆発して取り返しがつかなくなるまえに、ぜひ試してみてくださいね。
■リチャード・ラザルスによるストレス対処法、8つ
ストレス学の権威者であったアメリカの心理学者、リチャード・ラザルスは、人間がストレスを感じたときにどう対処し、どう行動するのかを8つのパターンにわけて分類しました。この8つのパターンの中には、自分がよくやっているストレス対処法もあると思います。もしそれでストレスがなくならない場合は、違うパターンを選んでみてはいかがでしょうか?
■「ストレスをもとから絶つ!」、計画型対処法
忙しくてストレスがたまっている人ならば、もっと効率よく仕事できる方法を考えて、ストレスがたまらないように、仕事の割り振りをきちんと考えるのが計画型のストレス対処法です。ストレス回避策を自分で練ることで、モチベーションを保ちやすくなります。
■「逃げるが勝ち!」、隔離型対処法
例えば大嫌いな人が職場にいて、その人がストレスの原因ならば、なるべくその人とは会話しない、近くに寄ってきたら逃げるなど、ストレスを感じそうな状況に身を置かないようにするのが隔離型の対処法です。真面目な人はむずかしいかもしれませんが、ストレスが爆発しそうならば、回避手段として選んでみてもいいかもしれません。
■「大したストレスじゃないから、大丈夫!」自己コントロール型対処法
「大したストレスじゃないから、大丈夫」など暗示をかけてみたり、「自分が思ってるほど、悪い状況じゃないかも」と、思い込みを捨ててみたりして、自分の心をコントロールしストレスを乗り切る対処法です。ただし誰でもストレスに感じるような、あきらかにひどい原因がある時は逆効果なこともあるため要注意。
■「誰かが助けてくれる!」と待つ対処法、「いつか、何とかなる」とあきらめる対処法
例えば理不尽な上司に悩まされている場合、直接反抗することもできないし、かといって会社を辞める訳にもいかないことってありますよね。そんな時は漂流者のように、「こんなひどい上司を会社が放っておくわけがない」と、助けをじっと待つ対処法、または「いつか、何とかなる」と前向きにあきらめる対処法があります。
■「ダメでもともと!」対決型対処法、「酔って忘れてしまえ」逃避型対処法
例えばストレスにじっと耐えていたけど「もうダメ!」な時は、ダメもとでぶつかってみる対決型対処法やお酒を飲んだりカラオケで歌ったり、うっぷん晴らしでストレスを忘れてしまう逃避型対処法を選ぶ人が多いようです。このパターンでもダメな時は、他の対処法をぜひ試してみてくださいね。
■「これはストレスじゃない!大事な経験なんだ!」と悟りを開く、肯定評価型対処法
ストレスですらも大事な経験だと感じられたら、もうそれはストレスではない。そんな悟りを開いて、ストレスを乗り切る方法が肯定評価型対処法です。この対処法を手に入れられたなら、もう怖いものナシです。
ストレスの対処法って、実はこんなにあるんです。自分がやったことがない方法も、ぜひ一度試してみてくださいね。
マイナビウーマン
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