「肥満」になりやすい人と、そうではない人がいますよね。そんな多くの人を悩ませている「肥満」は「FTO遺伝子の組み合わせ」が原因だということが最近の研究で明らかとなったそうです。
今まで「肥満」は、人間が持つ「FTO遺伝子」という遺伝子が原因だと考えられていて、科学者たちは双方の関係性の究明に励んできました。6人に1人がこのFTO遺伝子によって大きな影響を受けていて、その「影響を受ける人」は肥満体になる確率が70%も高かったそう。
そんなFTO遺伝子の研究を深めていくことは、世界各国で社会化問題となっている「肥満」の解決につながると言われていたのだけれど、なぜFTO遺伝子が「肥満」になる確率を70%もアップさせているのかは、依然とわからぬままでした。
そんな中で、「組み合わせ」が肥満の確率を70%も上げてしまう原因だったというこの新たな発見は長年謎につつまれていただけあって、医学の大きな進歩であると世界中が大注目!
この特有の「組み合わせ」を持って生まれてくる人の血中には「グレリン」という空腹を誘うホルモンが大量に含まれていて、脳内の化学物質に対しても過敏に反応するそう。それだけではなく、食事をした後に脳内で生成されるグレリンの量も通常の人より多く、細胞分子にも影響を及ぼしていると言われています。
WHO(世界保健機関)の調べによると、年間で280万もの人が「肥満」が引き金となった病気で亡くなっているそう。この新たな発見によって、肥満と関連性の強い病気の研究や、治療薬などの開発に向けた期待が集まっています。今後の医療進歩の動きに注目したいですね。
ちなみに、タンパク質を多く摂(と)っている人は太りにくい体質になるそうですよ!
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-334591.html










