貴重な地質や地形があるとして、「世界ジオパーク」の認定を受けている糸魚川市で、これまでの取り組みなどを確認する、4年に1回の再審査が始まりました。
糸魚川市は、本州を南北に縦断する「糸魚川ー静岡構造線」など貴重な地質や地形があり、教育にも活用されているとして、平成21年に日本初の「世界ジオパーク」に認定されました。
ジオパークの認定は、4年に1回、見直され、活用の状況などが改めて審査されます。
この再審査が13日から始まり、世界ジオパークを認定している国際団体が派遣した2人の審査員が、糸魚川市を訪れました。
2人は、市内にある博物館「フォッサマグナミュージアム」で市の職員たちから、小学校でジオパークに関する授業を義務付けたことなど、認定後の取り組みについて、説明を受けました。
そして展示されている地層を再現した模型などを見学しました。
審査員のチャンシン・ロンさんは「4年間の取り組みは素晴らしいと感じた。このあと現地も訪れて、取り組みの成果などを確認したい」と話していました。
審査は14日まで行われ、結果は、ことし9月に韓国で開かれる「アジア太平洋ジオパーク会議」で発表される予定です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035784121.html










