夏を迎え、熱中症の危険も高まるなか、各社がスマートフォン向けに予防のためのサービスを公開している。気候条件などに合わせてアプリケーションや電子メールで自動通知する方式だ。使いやすいものを選んで本格化する暑さに対策を取ろう。
まず気象情報会社である日本気象の有料会員制Webサイト「お天気ナビゲータ」では、3時間ごとに各地域の熱中症の危険度を5段階で確認できる他、好きな曜日に熱中症予報をメールで受け取れる。同サイトの料金は月額105円から。また、熱中症の危険を定期的に確認して通知する同社のAndroidアプリ「熱中症アラート」は会員登録なしで無料利用できる。対応OSはAndroid 2.1以降。
NTTドコモも同社のAndroidスマートフォン向けに気温、湿度情報を生かした熱中症予防のアプリ「あなたの街の熱中症予防」を無料公開している。環境省と協力して取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」の一環で、こちらも危険度を5段階で把握できる。同社が全国に設置したセンサーにより10分ごとに情報を更新する。現在位置に加えて最大3カ所まで地域を設定でき、家族や友人がいる場所の熱中症危険度も確認できる。対応OSはAndroid 2.3以降。
別の気象情報会社ウェザーニューズは会員向けiOS、Android向けアプリ「ウェザーニュースタッチ」に、現在位置で熱中症の危険を警告する機能を追加している。水分補給や室内での温度調整を促す注意コメントも確認できる。料金はAndroid版が月額315円、iOS版が月額350円。ただし正式登録前に1カ月の無料試用が可能だ。対応OSはiOS 4.3以降またはAndroid 2.1以降。
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