ペットフード用として輸入され、国内で安全性が確認されていない遺伝子組み換えパパイアを、食用として販売していたとして、福山市は食品衛生法に基づき、9日付で同市西新涯町の食品加工販売会社「フード・ネット」(矢野美弥社長)に回収命令を出した。
回収対象商品は、いずれも1袋30グラム入りの「野菜ぱぱいやお試し」(賞味期限11月7日)と「野菜ぱぱいや」(同12月2日)。同社は4月、別の業者がタイからペットフードとして輸入した乾燥パパイア約6キロを仕入れ、うち4キロをインターネットで販売していた。
国立医薬品食品衛生研究所(東京)が国内で流通しているタイ産の乾燥パパイア4商品を調査し、判明した。
同社は遺伝子組み換えでペット用だったことについて「仕入れ先から説明を受けておらず、知らなかった」と説明。すでに今月4日から自主回収に着手している。
産経新聞
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