改修工事を終えてまもなくオープンする新潟市の水族館に、長岡市の養殖業者たちから、特産のニシキゴイが寄贈されました。
新潟市中央区にある水族館「マリンピア日本海」は、老朽化している施設を改装するため、去年9月から休館していますが、今月15日の海の日にオープンすることが決まっています。
これにあわせて、長岡市の養殖業者で作る組合が、特産のニシキゴイを広く知ってもらおうと、自慢のコイ30匹を贈ることになり、8日、トラックで水族館に届けられました。
改装された水族館には、新潟市周辺の自然環境を再現したスペースが設けられ、贈られたコイは、その一角の池で、展示されることになっています。
さっそく水族館の職員などが、30センチから65センチほどに育った赤や黄色のコイを完成したばかりの池に移していました。
長岡市錦鯉養殖組合の田中重雄理事長は「1人でも多くの人に長岡の美しいニシキゴイを見てほしい」と話していました。
またマリンピア日本海の青木上館長は「今はオープンに向けて最後の準備を進めている。1年間の来場者60万人の達成を目指してがんばりたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035753081.html