風疹の流行による予防接種者の急増で、夏以降にワクチンが一時的に不足する恐れがあるとして、厚生労働省は14日、検査で抗体が不十分だった妊娠希望者や、妊婦が近くにいる男性らが優先して接種できるよう、各都道府県に通知した。
同省によると、風疹単独ワクチンとはしかも含むMRワクチンの任意接種回数は、4月は約9万回だったが、5月には約32万回に急増。予防接種の呼び掛けや自治体の費用助成などにより、接種数が伸びたとみられる。現在の水準が続くと、8月以降に一時的な不足が起こる恐れがあるという。
医療機関に対しても、予約を確認し、必要最低限の量を発注するよう呼び掛けた。
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000126-jij-soci