平日は仕事漬け。それだけにようやく自分の時間が取れる週末を楽しみしている人は多いでしょう。しかし、その貴重な48時間を得てして「ムダ」に過ごしてしまいがち、というのも本当のところ。
毎週末、疲れが取れないと感じている方は、あなたの週末の過ごし方に原因があるかもしれません。やってしまいがちな「週末にやってしまう6つの誤り」についてアドバイスを含めご紹介しましょう。
1.「夜更かししてしまう」
「ソーシャルジェットラグ(social jet lag)」という言葉をご存じですか?
金曜の夜に夜更かしをし、次の日は昼まで寝てる。そうするとますます体がだるく、疲れを感じる……。誰もが経験しているこの現象は、「私たちの体内時計と私たちの社会(ソーシャル)が要求する時計の不一致」によるもの。これは例えば、「金曜の夜へパリからNYへ飛び、月曜の朝にはもう帰ってくる」といったことを体にしているのと比較できるそうです。
週末の間、いつもと違う睡眠ペースを取ることで、結局月曜からの活動ペースに影響が出てしまう。これを防ぐには、なるべく平日と大差の無い起床時間、睡眠時間を取ることだそうです。
2.「食べ過ぎる」
週末ともなると、外出する機会も増え、おいしいものを食べたり、飲んだりと平日より多くカロリー消費をしてしまいがち。せっかく平日に守っていたダイエットも週末はお休み状態。ある研究でも平日に厳しくダイエットしている人は、週末にはもっと食べてしま傾向にあり、ダイエット効果を遅めているとの報告があるくらいです。
3.「つながりぱなし」
常に携帯やソーシャルメディアを通してオンラインでいることは、集中力の低下やストレス、眠れないといった問題の原因となります。
1日だけ、または土曜の午後の間だけ、数時間であっても「オフライン」でいるようにし、自分のストレス度を見直し、アウトドアで遊ぶ、恋人との時間に集中するなど本当にリラックスする時間を設けてみましょう。
4.「仕事をする」
ラウラ・ヴァンダーカムの著書『成功する人が週末にしていること』(of What the Most Successful People Do on the Weekend)にもある通り、「高いパフォーマンスには、自分の休息を適切にマネージできるかどうかも含まれます。そうしないと、自分を充電することができないからです」。
週末に仕事メールをチェックする前に、リラックスする時間を優先する方が実はあなたの仕事効率をアップさせる、ということ思い出しましょう。 つい、コンピューターへ手が伸びる人は、自らあえて週末はリラックスの時間とルールづけするのも1つの手です。
5.「たまった家事で疲労」
週末に、たまった洗濯、掃除、買い物等を一気に終わらせようとするとかえって疲れてしまい、休んだ気がしない……。これではリラックスする時間を取ることすら難しくなります。
これを避けるには、週末に「To-Doリスト」をすべて処理するのではなく、平日毎日30分ずつで良いので、洗濯や掃除を済ますようにしましょう。このちょっとで週末にあなたの時間を増やすことができます。
6.「サンデーブルー」
日曜になると明日からの仕事が気になりだし、それだけで不安とストレスを感じてしまう。あるイギリスの調査によると、4人に1人は「サンデーブルー(Sunday Blues)」になるそうです。そんな日曜日は、家に座っているのではなく、アクティブに過ごすこと、好きな人と過ごすことが良いそうです。
せっかくのお休み。月曜日からリフレッシュして仕事に励めるよう、有効に過ごしたいですね!
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:6 Weekend Health Mistakes To Avoid
http://www.huffingtonpost.com/2013/06/08/weekend-stress-relief-7-m_n_3391007.html?utm_hp_ref=mostpopular
マイナビウーマン
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/medical/mynaviwomen-130371.html