日本ヒルズ・コルゲートは、飼育する愛犬のダイエットに挑戦した経験がある男女600名(20代~70代)を対象に、愛犬の肥満とダイエットに関する意識調査を実施。愛犬のダイエットにおける失敗要因が、ペットオーナーの性別で異なることが分かったほか、難易度に関しては、自分と同じかそれ以上に難しいと考える人が6割にのぼることが分かった。調査期間は5月17日~5月18日。
●ダイエットを始めたきっかけは「健康が気になったから」が最多
ダイエットのきっかけについて聞いたところ、最も多かったのは「愛犬の健康が気になったから(89.6%)」だった。次いで、2位が「体重を測った時に、増えていたから(83.5%)」、3位が「抱っこした時に、重たくなっていたから(72.7%)」となっている。
●ダイエット失敗要因は人間と同じ!「運動不足」「おやつ」が原因
愛犬のダイエットの失敗要因を聞いたところ、「散歩以外の運動量を増やせなかった(80.1%)」が多く、「食事以外のおやつを与えてしまった(75.3%)」「ダイエットの意識を高められなかった(73.8%)」と続いた。
ペットオーナーの性別でみると、男性は「散歩以外の運動量を増やせなかった(81.2%)」、女性は「食事以外のおやつを与えてしまった(81.2%)」が1位となり、失敗の要因はペットオーナーの性別で異なることがうかがえる。
●愛犬のダイエットは、人間のダイエットよりも大変!?
愛犬のダイエットの際に、自分も一緒にダイエットを実施したペットオーナーは31.5%。そのうち57.1%にのぼるペットオーナーが、「自分のダイエットと同じくらい、それ以上に大変だった」と回答しており、愛犬のダイエットは意外に難しいことが分かる。
●動物病院での減量指導で、成功率約10%アップ
愛犬のダイエットの成功率は、動物病院で減量指導を受けた人の場合は75.4%、自己流ダイエットでは66.4%となり、減量指導を受けた人のほうが約10%高くなった。
●肥満気味なペットオーナーの愛犬は「肥満傾向」にある
自身を「痩せすぎ(5.8%)」「スリム(16.7%)」と回答したペットオーナーの愛犬は、「痩せすぎ、スリム、標準」が67.3%を占めている。
一方、自身を「ポッチャリ(26.5%)」「肥満(9.3%)」と回答した人の愛犬は、「ポッチャリ」が46.5%、「肥満」が10.7%となり、ペットオーナーと愛犬の体型に、強い相関関係があることを示唆した。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-128601.html