知らなかった!日本語由来の中国語ランキング
日本から中国へ逆輸入された言葉といえば…
漢語の存在を見てもわかるように、日本語は古来より中国の漢字に強い影響を受けてきました。しかし近年では日本の文化が現代中国文化に影響を与えることも多くなり、日本語を由来とした中国語も生まれているそう。そこで今回は「中国語教室くまねこ」の石華先生に、日本語由来の中国語ランキング ベスト10を教えてもらいました。
1位:賣萌(mai meng)
2位:宅男(zhai nan) / 宅女(zhai nv)
3位:欧巴桑(ou ba san)
4位:達人(da ren)
5位:人氣(ren qi)
■1位 賣萌(mai meng)
「賣」は、中国語で「売る」の意味です。「萌」は、日本のオタク文化の「萌え」からきていて、「アニメの女の子のようなかわいらしさ」を意味します。「賣萌」で、「わざとかわいらしさを出す」の意味で、日常会話でもよく使われています。例えば、別の女性が男性に対して、ぶりっ子しているのを見て、「あの子、また、賣萌しているわ~」のように使われます。
■2位 宅男(zhai nan) / 宅女(zhai nv)
日本語の「オタク」からきていて、家にこもってゲームやDVD鑑賞ばかりしている、いわゆる中国版「オタク」です。男性と女性で分けて使います。
■3位 欧巴桑(ou ba san)
日本語の「おばさん」、つまり「中年の女性」のことです。日本語の「おばさん」という発音に似た発音の中国語の漢字をそのまま当てはめた単語です。
日中文化交流が進み、中国では日本のアニメやゲームの影響で生まれた中国語もあるようです。日本語由来の言葉だということがわかると意味も覚えやすいので、中国語に親近感が湧くのではないでしょうか。
http://news.goo.ne.jp/article/gooranking/trend/gooranking-36006.html