気温上昇で雪崩発生の危険が高まったとして、県は2日、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。要請は平成18年以来、5年ぶり。
連日の降雪で一時積雪量が4メートルを超えた地域がある魚沼市に陸自高田駐屯地(上越市)の隊員が入り、雪崩の危険性が高い地域の集落の家屋や公民館周辺といった公共施設などの除雪作業に当たる。
泉田裕彦知事は同日の会見で、「3メートル以上の積雪地帯は厳しい状況になっている。除雪作業中の地元建設業者も疲弊している」などと派遣理由を説明。「自衛隊の支援を受け、除排雪を促して、県民生活を守っていきたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110203-00000011-san-l15