環境省は28日、佐渡市の佐渡トキ保護センターの順化ケージで訓練中のトキ17羽のうち、ビタミン欠乏の症状が出た3歳の雄1羽を治療のため捕獲し別のケージに移したと発表した。同様の症状が出たのは3羽目。ドジョウの偏食によるビタミン不足が原因。
同省によると、ドジョウにはビタミンB1破壊酵素が含まれており、偏食すると異常を来すことがある。同省の笹渕紘平自然保護官は「偏食するトキを冬の訓練から外すことも検討したい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110130-00000105-mailo-l15