事件事故の被害者に対する弁護士の支援態勢を強化させようと、「にいがた被害者支援センター」(新潟市中央区)は、県弁護士会との間で、弁護士の紹介制度に関する協定を締結した。
同センターは、交通事故や犯罪に遭った被害者やその家族からの相談に応じ、支援を行う社団法人。事故の示談など法的手続きが必要なケースでは弁護士の紹介も行ってきたが、これまでは職員の人脈で個別に対応していた。協定締結にあたり、2者の間でこの紹介手続きを系統化。センターが弁護士会に要請すれば、あらかじめ用意された登録名簿から弁護士を紹介してもらうことができるようにした。
初回の相談費用はこれまで通り無料で、3月からのスタートを目指す。センターの川上耕理事長は「協定により道筋ができた。弁護士による援助の必要なケースはまずはセンターに連絡を」と呼びかけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110131-00000070-mailo-l15