第83回選抜高校野球大会の出場校に28日、日本文理(新潟市西区)と21世紀枠の佐渡(佐渡市)の2校が選ばれ、関係者や地元は喜びに沸いた。
2年ぶり4度目の春出場となる日本文理は、大井道夫監督が「全国では一昨年のイメージ(夏準優勝)があると思う。課題の打撃力を上げて恥ずかしくない試合をしたい」と満面の笑み。秋山将輝主将も「全国制覇を目指したい」と意気込みを語った。
離島のハンデを乗り越え春夏通じて初の甲子園切符を手にした佐渡は、深井浩司監督が「やっと島民の夢がかなった」と感慨深げに語り、仲川篤志主将は地元テレビの取材に「うれしいとともに、身が引き締まる思い」と答えていた。
県勢初のダブル出場という快挙に、泉田裕彦知事は「大変うれしい。2校とも大暴れしてほしい」と期待を示す。また、佐渡OBでホテル吉田家社長の山田久志氏(61)は「飛び上がるほどうれしかった。この春いちばんのとびっきり明るいニュースだ」と喜びを隠しきれなかった。
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