6月に結婚すると幸せになれるという、欧米の言い伝えに便乗して、結婚式が増えるこの時期。友人の結婚式でスピーチを頼まれている人もいるはず。そんなときに、本人だけではなく、家族や親戚など、列席している人たちに喜んでもらうには、どんなことを話せばいいの? ウェディングスペシャリストの大藤ひとみさんにスピーチのコツを聞いてみた。
「新郎新婦からは、『私のことをみんなに伝えるには、あなたがふさわしい』と思われているのです。そのため、ご家族やほかのご友人が知らないようなエピソードを披露したり、ご自身が感動された新婦の“優しさ”や“たくましさ”がわかるエピソードがいいと思います。万人受けすることを考えるよりも、新郎新婦に喜んでいただくことを一番に考えましょう。“ウケ”を狙ってもいいのですが、新郎新婦の立場が悪くなるエピソードはご法度です」
人前で話すのが苦手な人でも実践できる、好感度の高い話し方を教えて!
「それは、SOSです。S(素直に)、O(思いやりをもって)、S(スピード:手短に)を頭に入れて、スピーチを組み立てましょう。着飾った言葉よりも、素直な気持ちを語る方が、好感度が上がります。また、たくさんの人が一堂に会す場ですから、節度が必要。スピーチ時間は3分以内が目安です」(同)
暗記で臨むと緊張するから、綺麗な紙に書いた原稿を読んでも問題ないとか。また、マイクの前に立ったら姿勢を正してゲストに向かって深くお辞儀をすると、さらに好感度がアップするそう。
もしスピーチを頼まれている人は、今までの付き合いの中から、彼女の長所が伝わるエピソードを思い出すことから始めてみては?
http://news.goo.ne.jp/article/r25/life/medical/r25-20130602-00029865.html