見附市と長岡市の間を流れる川の両岸で大だこを戦わせる江戸時代から続く、伝統の「大凧合戦」が始まりました。
「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は300年以上続く江戸時代からの伝統行事です。見附市と長岡市の間を流れる刈谷田川の両岸には自慢の大だこを持った地元の人たちが集まり、上杉謙信などの戦国武将が描かれた大だこが一斉に空に舞い上がりました。大だこは縦横それぞれ3メートルあまりの大きさで、両岸で糸を引っ張り合って相手のたこの糸が切れると、大きな歓声が上がっていました。
大凧合戦に参加した70歳の男性は、「風がないときにたこをあげるのが腕の見せどころです。舞い上がった瞬間が一番うれしいです」と話していました。また、父親と一緒に訪れた5歳の男の子は「大だこの迫力に驚きました」と話していました。「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は、今月3日まで行われます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034879931.html?t=1370121506666