豪雪による災害予防及び市民生活の安定を図るため、「長岡市雪害対策本部」を設置する。
1 雪害対策本部の任務
(1)災害予防
気象等災害関連情報の収集・伝達及び関係部局との連絡体制(定時報告等)を強化するほか、道路、河川、雪崩危険箇所等のパトロールを実施し、災害予防に努めるものとする。
(2)市民生活の安定
次の項目について市民の協力を得ながら、市民生活の安定に努めるものとする。
①除雪本部体制の強化による交通の確保
②園児・小中学生の雪による事故防止の徹底
③高齢者の一人暮らし世帯など要援護世帯の安全確保
④消火栓の確保
⑤ごみ・し尿の収集・処理の確保
⑥市有施設の除雪体制の点検
⑦市民への呼びかけ(屋根雪の処理、消雪パイプの管理、路上駐車禁止等)
2 雪害対策本部の構成
市長、副市長、地域政策監、教育長、政策秘書監、理事、各部長、各支所長
3 雪害対策本部会議の招集
雪害対策本部会議の招集は、市長が行い、事務局は危機管理防災本部が行う。
4 現地雪害対策本部の設置
山古志地域、小国地域、栃尾地域、川口地域に現地雪害対策本部を設置する。
現地雪害対策本部長は支所長が行い、現地事務局は地域振興課が行う。
5 その他
① 雪害警戒本部との違いについて
雪害対策本部は、災害対策基本法に基づく災害対策本部であり、市民生活の安定を図り、災害への予防対策を強化するため、設置するもの
雪害警戒本部は、災害対策基本法に基づくものではなく、自治体の判断によって、警戒態勢をとるもの
② 近年の長岡市における雪害対策本部設置状況
平成18年1月13日に設置したもの
③ 市内各地の積雪状況(平成23年1月27日午前11時時点)
長岡地域(地域内の平均値):138cm
山古志地域(地域内の平均値):366cm
小国地域(地域内の平均値):251cm
栃尾地域(地域内の平均値):244cm
川口地域(地域内の平均値):272cm