「食事」や「飲み」に出掛けて、何も情報がないとき、入る店をどうやって決めますか?多くの場合、「店構え」――そのお店の「たたずまい」、雰囲気で決めるのではないでしょうか。そうして入ったお店が「当たり」だったことはありますか?
Q.何の情報もなく、店構えだけで「おいしい店」を当てたことがありますか?
はい……200人(20.0%)
いいえ……800人(80.0%)
20%の人が「店構えだけでおいしい店を当てたことがある」と答えました。
筆者の知人に、「店構え」を見るだけでほぼ百発百中で「おいしい店かどうか」を当てる人がいます。この人によれば「おいしい店は主人の心構えが違う。それが店構えに出る」のだそうです。
では「当たりの店である確率」はどのくらいなのでしょうか。「はい」と回答した人に聞いてみました。
■店構えを頼りに入ったお店が、実際においしいお店だった確率はどのくらいですか?
・ほとんど外れだった……11人(5.5%)
・半分くらいは当たりだった……148人(74.0%)
・すべておいしいお店だった…… 41人(20.5%)
「すべておいしい店だった」という、筆者の知人のような「達人」が41人もいました。全体では4.1%ですから、「店構えだけでおいしい店を当てる能力者」は、250人に1人いることになります(笑)。
■達人はどこでおいしい店を判断する!?
「おいしい店かどうかの判断基準はどんなところか?」を「達人」に聞きました。ご紹介します。
●華美よりも清潔さ!
たとえ装飾にお金がかかっていなくても、店はきちんと掃除や整頓されている。(福岡県/男性/38歳)
表向きの派手さよりもその質ですよね!
●ハードに頼らない自信!
何か特筆する食材を扱っているのであれば、その食材に対する敬意や愛を感じるメニュー。お店が古かろうが新しかろうが、ハード面に凝っていない、頼っていない。(東京都/男性/32歳)
なるほどと納得させられるご意見です。店の外に出されているメニューもよく見ないといけませんね。
●筆文字が望ましい!
ひらがな3文字くらいの名前のラーメン屋。筆で書いたような文字だとなおいい。(愛知県/男性/25歳)
お店の名前には店主のセンスが表れるものですからね。
●節度あるおしゃれさ!
おしゃれすぎない店は当たり。(山梨県/男性/35歳)
上記の意見にも通じますが、中身のなさをごまかすような外観ではだめということでしょうか。
●のれんだけではダメ!
ある程度のれんに年季が入っていてもダメ。店の前、雰囲気が清潔であること。(東京都/女性/25歳)
のれんにだまされないようにってことでしょうか。
●店の周りに注意!
外観はきれいでも、ビールケースやらごみ箱を目に付くところに置く店はダメ。(大阪府/女性/49歳)
こういう配慮ができる店主はいい料理を作るということなのでしょう。
ぜひ、皆さんも判断材料がないときには参考にしてください。
あなたは、店構えだけでおいしい店を当てたことありますか?
調査期間:2013/5/2~2013/5/11
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-96095.html