伊達直人などを名乗る児童養護施設などへの寄付は１３日も県内各地で明らかになった。
　小千谷市立片貝小と片貝中には１３日朝、現金計１０万円が届けられた。いずれも「平成の大塩平八郎」と名乗る人からで、片貝小に６万円、片貝中に４万円。各校の郵便受けに入っているのを職員が見つけた。手紙には「正義感を持った子どもたちを育成する一助となれば」と書かれていた。
　上越市役所の正面玄関には１２日午前７時４５分ごろ、赤いランドセルと文房具が置いてあるのを職員が見つけた。同日昼過ぎには５０～６０代ぐらいの男性が市役所の総合案内を訪れ、茶封筒を女性職員に手渡した。中には現金３万１０００円とともに「子供は国の宝。恵まれない子供たちのために使ってほしい。上越市のタイガーマスク。長尾虎千代」とのメモが入っていた。
　同市の児童養護施設「若竹寮」には１１日午前、男性から電話があり、新１年生が何人いるか聞いたうえで、１５日ごろにランドセルを届けたいと“寄付の予告”があった。
　また、柏崎市の８０代女性宅の郵便受けに１０日午前９時ごろ、現金１０万円と「新潟の伊達直人」を名乗る手紙が入った封筒があるのを女性が見つけ、柏崎署に届け出た。手紙には「子供たちにはどんなハンデがあってもまっすぐに生きていれば周りが応援してくれると伝えて」と書かれていた。同署は１３日、女性の意向を踏まえ、柏崎市教委子ども課に寄付した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110114-00000091-mailo-l15

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