全国各地の児童施設などに漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物の贈り物が届いている中、県内各地で11日、同様の寄付が相次いだ。
小千谷市役所には、郵送で現金1万円と手紙入りの封筒が届いた。 「小千谷の伊達直人」を名乗り、手紙には「社会福祉に役立てて下さい」とだけ書かれていた。 市は寄付金として社会福祉事業に充てることを決めた。
新潟市北区の県立児童養護施設「若草寮」には、白いマスク姿の中年男性が「子供たちよ 夢を持て 伊達直人」と書かれた紙と現金10万円入りの封筒を置いて立ち去った。 参考書や文具の購入などに役立てるという。
柏崎署にも、高齢の男性が現金10万円とノート13冊、鉛筆3ダース、消しゴム55個が入った紙袋を置いていった。 添えられた手紙には「私も70過ぎたとら年生まれ(タイガー)です。 病気もせず、元気を感謝しています。 未来を背負う子どもたちの福祉に使っていただければ」などと書かれていた。 同署は柏崎市教育委員会子ども課に託した。
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