1月10日の「110番の日」を前に、新潟西署は7日、新潟市西区の老人福祉センター「黒埼荘」で、振り込め詐欺の手口を紹介する寸劇などを高齢者に披露し、110番通報のポイントや活用について呼びかけた。
寸劇では、同署地域課の署員たちが老夫婦や犯人役を演じ、警察官を名乗る男から「犯人があなた名義の通帳を持っていて、口座を凍結するのに通帳とキャッシュカードが必要だ」と電話があり、男が自宅に訪れるという手口の振り込め詐欺などを紹介。 また歴代の110番標語に、元県警音楽隊所属で同署の岸本蘭巡査部長が曲をつけた110番音頭を披露し、110番の活用を呼びかけた。
同区の主婦、長谷川正子さん(75)は「実際に電話がかかってきたらどうなるかわからないが、落ち着いて対応したいと思う。 いい勉強になった」と話した。【川畑さおり】
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