新潟市消防局が7日発表した昨年1年間の救急出動件数は、前年と比べて約11%、3202件増え、3万2433件(速報値)だった。 同局は、前年比で10%以上の増加は「初めてではないか」としている。年初の大雪や夏の猛暑で体調を崩して搬送された高齢者が多かったことが大幅な増加につながったとみている。
昨年の救急搬送の人数は2万7823人で、前年比2189人増。 うち「急病」での搬送人数は1万7172人で、前年の1万5465人から1707人増えた。 特に65歳以上の高齢者の急病搬送が多く、前年比1146人増の9866人だった。
同局によると、26年ぶりに積雪が80センチを超える大雪に見舞われた2月や、猛暑となった7~9月の救急搬送が多かったという。(藤井裕介)
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