県内は6日、上中越地方の山間部を中心に雪となった。 妙高市田口の上信越道上り線では正午すぎ、大型トラックが圧雪の影響でタイヤが空転し動けなくなったのを機に、計約80台の車が最大約2時間、立ち往生した。
県警高速隊によると、現場は妙高高原インターチェンジの手前約1.5キロの片側1車線で、上り坂。 車道脇には約80センチの積雪があり、車道上にも約2センチの圧雪があった。 大型トラックはタイヤチェーンを装着していなかったという。 除雪車がロープでつないで坂の上まで引っ張りあげるなどして救助した。
さらに上信越道下り線では午後2時50分ごろ、同じ妙高高原インターチェンジの料金所手前で、大型トラックが雪でスリップし、中央分離帯に乗り上げた。 後続車がつまったため、下り線の一部区間が約2時間、通行止めとなった。
一方、JR東日本によると、新潟支社管内の各線は午後8時現在、特急と普通の計19本が運休、同64本が最大118分遅れ、9500人に影響があった。
新潟地方気象台によると、午後6時までの24時間降雪量は、妙高市関山で65センチ、津南町で62センチ、湯沢町で61センチ、十日町市で38センチ。
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