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にいがた国際映画祭6月開催に 多文化共生の原点に戻る

四半世紀近く続いている新潟市民有志による映画のイベント「にいがた国際映画祭」の開催時期が、6月に変更される。平成3年の第1回から2月開催が続き、冬のイベントとして定着していたが、天候面のデメリットを内外から指摘されていた。23回目の今年、上映されるのは県内で見る機会の少ない12の国と地域から、合作を含む映画9本とビデオ作品1本。映画を通じて海外の文化や習慣を知ってもらうのが狙いだ。

映画祭実行委員会(田中一広実行委員長)は会社員や主婦など少人数だが、配給会社と直接交渉するなどして手作りで運営している。

昨年から主催が市国際交流協会から実行委に変わったことで、より柔軟に映画祭を変革する機運が高まっていた。

実行委の永井美津子副委員長は、開催時期を変更した理由について「雪の季節はゲストにも不自由を強いることが多く、実行委員に入ってもらいたくても足が遠のくことが多く、皆が動きやすい季節にした方がいいと考えた」と話す。「映画を通じた国際理解、多文化共生」の原点に戻り、市に3つある総領事館のうち、ロシアの恋愛映画「エターナル-奇(き)蹟(せき)の出会い」、朝鮮戦争を背景にした韓国の「高地戦」、19世紀の京劇界の若者を描いた中国・香港の「マイ・キングダム」が上映される。

さらに今回は、例年以上にお祭り色を出す。「多文化共生というと堅くなりがちなので、みんなで楽しむことが第一」(永井さん)として、8日に上映されるインド映画「ボス その男シヴァージ」で、現地では普通に観客が歌ったり踊ったりする「マサラシステム上映」を同映画祭としては11年ぶりに行う。

昨年は1300人を集めた。永井さんは「気候のいい季節に移るので、2、3割は増えてほしい」と観客増をもくろむ。

映画祭は中央区の市民映画館「シネ・ウインド」で6月8~10日、複合施設「クロスパルにいがた」で13~16日。問い合わせは実行委(電)080・3312・8699。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130513/ngt13051321500001-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130513/ngt13051321500001-n2.htm

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