燕市は市の魅力を全国発信する「燕市PR大使」を創設した。
PR隊鳥(長)にプロ野球ヤクルトスワローズの球団マスコット「つば九郎」、PR大使に燕市出身の演歌歌手、上杉香緒里さんとフルート奏者、本宮宏美さんが決まった。5月20日に市役所新庁舎で任命式が行われ、上杉さんと本宮さんのミニコンサートも開かれる。
鈴木力市長は「イベントや番組出演の際に燕をPRしてほしい。今後も燕ゆかりの著名人を任命したい」と話している。
つば九郎は同じ名前の縁で、平成23年から燕市と交流・連携を続けており、同年は、燕市の田んぼアートのデザインとなったり、JA越後中央と協力して、パッケージにつば九郎を起用した「つば九郎米」を商品化した。
昨年は田植えツアーを実施。燕市の地場産業が金属洋食器製造であることから、ステンレスエコカップのデザインにも登場した。
今年2月には“市鳥(長)”に就任し、公務をこなすなどツバメ同士の絆を深めてきた。
今回は5月19日の田植え体験イベントに参加し、20日のPR隊鳥任命式に臨む。
上杉さんは7年に「風群(かぜ)」でデビュー、第33回ゴールデンアロー賞音楽新人賞を受賞するなど実力派歌手として知られる。
本宮さんは新潟大卒業後、クラシックだけでなく、アコースティックギター、パーカッションと組んでブルース、カントリーなどにも挑戦し、「息吹」「輝」の2枚のアルバムをリリースしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130429-00000081-san-l15