ハイヒールを履くと、膝の位置が上がり、きれいなスタイルを印象づけられる半面、体本来の自然なバランスを保つことが難しくなる。ときには足への負担が少ない「はだし感覚」の靴を履いたり、足指のストレッチをするなどして、ゆがみがちな姿勢を直す習慣を持ちたい。
靴を選ぶ際にはサイズ選びが大切。同じサイズでも、ワイズ(足囲)など靴の形がメーカーや用途によって異なる。店舗では、足に負担の少ない靴を店員と相談しながら履き比べてほしい。
脚をきれいに見せるためには、姿勢や歩き方も大切だ。胸を張ろうとして背中が反り過ぎ、腰に負担がかかることもある。背筋を伸ばすことは大切だが、胸を張るよりも腹部に軽く力を入れた方が正しい姿勢を取りやすい。
また、足の裏に均等に力がかかるよう意識したい。腕は前に振るのではなく、後ろに引くことを意識すると、二の腕の引き締めにも効果的だ。
ハイヒールで脚を美しく見せるためにも歩き方や靴を見直して、体のバランスを整えたい。足元から普段の生活を見直すことが、5年後、10年後も健康的で美しく過ごすことにつながるだろう。(取材協力 ニューバランス ジャパン)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130429/bdy13042908280000-n1.htm