新潟空港(新潟市東区)の1階ロビーに27日、約3万本のチューリップの切り花で作られた花絵が登場した。ゴールデンウイークでにぎわう空港で、旅行者らは花絵を眺めたり、携帯電話で撮影したりしていた。展示は来月1日まで。
花絵は、新潟空港などの活性化を目的としたNPO法人「新潟みなとクラブ」が企画し、地元住民ら約100人で作った。球根栽培のために切り捨てられる花を活用。地元保育園の園児らが考えたデザインを基に、扇形の花絵(広さ約15平方メートル)4枚を完成させた。
花絵展示は今年で6年目。同クラブの石井洋司理事長(64)は「新潟市はチューリップの切り花出荷量が日本一だが、全国的な知名度は高くない。少しでもPRになれば」と話した。【真野敏幸】
4月28日毎日新聞朝刊
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