日本フランチャイズチェーン協会は22日、2013年3月度のJFAコンビニエンスストア統計調査(速報)を発表した。それによると、3月度の店舗売上高(既存店ベース)は前年同月比0.3%減の7,003億円となり、10カ月連続で前年を下回った。
来店客数(既存店ベース)は、前年同月比0.3%減の11億6,128万人で、こちらも10カ月連続のマイナス。平均客単価(同)は、同0.03%減の603円で、2カ月連続のマイナスとなった。
3月は北日本を除き平均気温が高く、特に東日本では平年を2℃以上上回ったことから調理麺やソフトドリンクなどの季節商品が好調に推移。一方、北日本では日本海側を中心に曇りや雪、雨の日が多く、客数に影響が出たという。全国的には、タバコ購入者の減少などにより客数が減り、既存店売上高は前年を下回ったものの、各社カウンター商材は活発な動きを見せた。
一方、全店ベースについて見ると、売上高は前年同月比5.1%増の7,719億円で、2カ月ぶりのプラス。来店客数は同5.5%増の12億6,119万人で、24カ月連続のプラスだった。商品別売上高については、日配食品が同7.5%増、加工食品が同5.3%増、非食品が同1.5%増、宅配便などのサービスが同12.7%増となった。
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