自転車の交通ルールを守ってもらおうと、県内の全30署で12日、自転車利用者の一斉取り締まりが実施された。
新潟中央署では、新潟市中央区一番堀通町の交差点で、署員や白山神社のみこら約40人が参加。通勤や通学での自転車利用者に「歩道は人も通るのでスピードは出し過ぎないでください」などと呼びかけた。
同署によると、昨年1年間の自転車による事故は前年よりも19件多い59件。特に、自転車と乗用車の衝突事故が42件と最も多かった。榎三弘交通課長は「特に高齢者の自転車事故が多い。交差点では一時停止をし、安全には十分に気をつけてほしい」と話した。
呼びかけに参加した白山神社のみこ、長谷川未澪(みれい)さん(20)は「地域のみなさんが交通ルールを守り、安全でいられるよう願っています」と話した。【山本愛】
4月13日毎日新聞朝刊
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