順番待ちや待ち合わせなどで時間をつぶしたいときに、なんとなくスマホに手を伸ばしていませんか? もしそうなら要注意です。スマホとにらめっこをしている間に、時間と創造力を失い、独創的なアイデアの芽を枯らしている可能性があります。
米メディア「ReadWrite」でライターのBrian S. Hallさんは次のように言っています。
「手軽さゆえにいつでもどこでもスマホを触ってしまいがちですが、それによりクリエイティブな発想や潜在能力に自ら制限をかけてしまっています」。
自分らしさや独自性を開花させるには「考える余裕」が大切です。アイデアを生み出す手法「水平思考」の提唱者であるEdward de Bono博士も、「退屈な時間」を持つ重要性を指摘しています。何もしないでぼーっとできる時間は頭の中をリセットするチャンスとなります。また、上の空になることで脳が物事の捉え方を再構築できるのだそう。頭の中が整理されるため、退屈なときほど新しいアイデアが生まれやすくなったり、インプットしやすくなったりし、よりよい決断ができるのです。
以前紹介したリムリック大学の研究によると、私たちは退屈すると「もっと意味のあることをしたい」と思うようになり、結果として社会的な行動に移るのだそう。
無為に過ごす時間の価値を見直して、今度の空き時間は少し違った「退屈」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
The iPhone Killed My Creativity|ReadWrite
lifehacker
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/lifehacker_30918.html