新潟市が、来年度から導入する予定の新しい交通システム「BRT」について、市は、運行を担う新潟交通と8日、協定を結びました。新潟市と新潟交通は、今後、市民への説明を行ったうえで、具体的な運行計画を検討することにしています。
新潟市は、中心市街地の渋滞の緩和などを目指して、2両連結のバスを走らせる新しい交通システム「BRT」を公設民営で導入し、来年度・平成26年度には、JR新潟駅から西区の青山までのおよそ7キロを結ぶ区間の運行を始める計画です。
市は、新潟交通を運行を担う事業者と決めて、8日、篠田市長と新潟交通の佐藤丈二社長が協定を結びました。
新潟市と新潟交通は、今後、▼市民や経済団体の代表などに計画を説明したり、意見を聞いたりするほか▼個々の路線の具体的な運行計画を検討することにしています。篠田市長は、「BRTの運行で町のイメージも変えていきたい。導入区間だけでなく郊外も含めた良い効果を期待したい」と話しています。
また、新潟交通の佐藤社長は「バス事業はなかなか先が見えないが、BRTが将来にわたって持続できる公共交通機関となるよう責任を果たしていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033620031.html?t=1365435273297