柏崎市の文化財に指定されている住宅「飯塚邸」で、地元の人が作ったつるし雛などを展示する催しが始まりました。
この催しは、柏崎市の文化財に指定されている住宅・「飯塚邸」に親しんでもらおうと柏崎市の2つのコミュニティーセンターが合同で開いたもので、地元の人たちが作ったおよそ400点の作品が展示されています。
「つるし雛」は、着物の生地を使って作ったもので飾りの中には、結婚生活が長く続くようにという願いを込めた「貝」や子どもが健やかに育つようにという願いを込めた「大根」や「にんじん」などがひもでつるされています。
このほか、会場には、布や竹で、椿の花やいちご、それに、うぐいすなどをかたどった春らしい壁掛けや手芸作品なども展示されています。
訪れた人たちは、つるし雛を見ようとうえを見上げたり、展示された作品の写真を撮ったりしていました。
千葉県から妻と観光で訪れた男性は「これだけたくさんのつるし雛を見たのは初めてです。本当にきれいで、圧倒されました」と話していました。この展示は、休館日の月曜日を除いて、5月6日まで開かれています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033527842.html?t=1364920506802