震災や原発事故の影響で減った福島県会津地方の観光客を呼び戻そうと、新潟市で会津の魅力をPRする催しが開かれました。
この催しは、春の観光シーズンにあわせて、会津地方の17の市町村でつくる協議会などが開きました。
JR新潟駅前の広場には、会津地方の地酒や伝統的な菓子のほか、焼きそばにカレーをかけた「カレー焼きそば」といったいわゆるご当地グルメの店などが出て、にぎわいました。
また、会津出身の新島八重の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「八重の桜」を紹介するVTRが大画面で上映され、会場を盛り上げていました。
会場を訪れた女性は「会津地方には何度も行っています。春は桜がきれいだったので、また訪れたいと思います」と話していました。会津若松市の室井照平市長は「観光客は少しずつ戻っていますが、まだ十分ではありません。多くの人に会津地方の魅力に触れてもらいたいです」と話していました。この催しは、31日もJR新潟駅南口の広場で開かれます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033537361.html?t=1364677536042