ミスドの水から600倍濃度の塩素 3歳児ら体調不良訴え 大阪・豊中
「ミスタードーナツ豊中駅前ショップ」(大阪府豊中市)で提供した飲料水に高濃度の塩素が混入し、3歳の子供を含む客3人が体調不良を訴えて病院で手当てを受けたと、ミスタードーナツを運営するダスキン(吹田市)が22日発表した。3人は既に帰宅しているという。大阪府警や保健所によると、店に残っていたコップの飲料水からは約600ppmの塩素を検出。水道水の塩素は通常0・1~1・0ppmといい、同社は原因が特定されるまで同店の営業を自粛する。
同社によると、同店では客から要望があった際に浄水器を通した水道水をいったんプラスチック製の容器に移し、紙コップやガラスのコップに入れて提供。
この店では食器洗浄のための塩素系の漂白剤を使っている。水を容器に移した後に混入した可能性があるとみている。
同社によると、客3人のうち成人女性が午後0時半~同1時ごろに店で水を飲んだ後、午後2時半ごろに体調不良を訴え、店から病院へ搬送された。その後、正午ごろから午後3時ごろまで店を利用した女子高校生から午後4時40分ごろ、別に訪れた3歳児についても午後5時半ごろに、それぞれ病院で治療を受けたと店に連絡があった。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130323502.html