「緊急時あんしん袋」とは
「緊急時あんしん袋」は、高齢者や障害者などの安心・安全を確保することを目的に、持病などの医療情報や緊急連絡先の情報を「緊急時あんしんカード」に記入し、保険証(写し)やお薬の説明書、お薬手帳などと一緒に専用の袋に入れ、自宅に保管しておくことで、万一の災害時、救急時に備えるものです。
救急隊員や医師等が持病や服薬などの医療情報を確認することで、適切で迅速な処置が行えます。また、緊急連絡先の把握により、親族や関係者と連絡をとることができます。
「緊急時あんしん袋」は、全国的には「救急医療情報キット」と呼ばれ、長岡市でも既に一部の地域で導入されています。長岡市の「緊急時あんしん袋」は、既に導入されている地区の取り組みを参考に作成したものです。
セット内容 |
緊急時あんしん袋、緊急時あんしんカード、ステッカー、マグネットフックの4点セット。 |
---|---|
保管場所 | ■「緊急時あんしん袋」は、マグネットフックに掛けて、冷蔵庫の扉付近の見やすい場所に保管します。 ■「ステッカー」は玄関ドアの内側上方に見えやすく貼ります。 |
緊急時あんしん袋に入れるもの | ■緊急時あんしんカード、保険証の写し、お薬手帳、お薬の説明書など |
活用方法 | ■災害時は持ち出していただき、避難所で巡回している医師等に提供します。 ■救急時は救急隊員へ提供します。 |
使用にあたってのお願い | ■「緊急時あんしんカード」に変更があった場合は、「緊急時あんしんカード」の更新をお願いします。また、保険証やお薬の説明書などに変更があった場合も差し替えをお願いします。 |
配布対象者 | ■災害時要援護者名簿登載者で希望する人(無料で配布します) |
配布方法 | (1)高齢者…毎年4月1日を基準日として行う高齢者現況調査の際に、民生委員を通じて希望を確認し配布します。 (2)障害者、介護保険2号被保険者…災害時要援護者名簿に登載される可能性がある人に個別に案内を送付します。 |
配布対象者以外で「緊急時あんしん袋」を活用してみたい方へ
「緊急時あんしん袋」の備えは、災害時、救急時に役立ちます。「緊急時あんしんカード」に必要事項を記入し、任意の袋に入れて備えておき、救急時は救急隊員へ災害時は医師などへ提供することで、上記の「緊急時あんしん袋」と同等の効果が得られます。「緊急時あんしんカード」の様式及び緊急時あんしんカードの記載例や活用方法などを掲載した「パンフレット」はこちらからダウンロードできます。
- 緊急時あんしんカード(PDF 362KB)
- もしも…のときに備えて「緊急時あんしん袋」のご紹介(パンフレット)(PDF 2,658KB)